その7 Wellnessとは 前灘太古里店
中国大都市の中でも有数のショッピングモール激戦区である上海。
新規開業の多くのモールはただの消費の場ではなく、テーマ性や体験型の付加価値を打ち出しながら
運営されています。
太古(Taikoo)ブランドのモールは北京の三里屯や成都でも話題性や売上高も群を抜いていますが、
ここ上海浦東の前灘太古里(Qiantan Taiguli)もブランドのセレクトや規模が類を見ない内容になっています。
広大なモールの屋上には全長450mのランニングコースがもう設けられるなど、モールのテーマでもある
Wellnessが色濃く表現されています。そんな中、REでは「自転車のある生活」を体現する空間で、
自転車とアウトドアの魅力に触れながらリラックスした時間を楽しんで頂ける店舗です。
REはただ物売りではなく、日々の生活(とその総体としての人生)をより良くするためのお手伝いが
出来るのならば本当の意味でWellnessの提供ができたのではないか、そこを目指して頑張ります!
Sky Loopと呼ばれるランニングコース
その8 気づき 北外灘来福士店(Raffles City)
REが上海に進出して3年。その間コロナ禍による徹底的なロックダウン政策に丸被りする時期が長く、
立ち上がりから予定変更を余儀なくされることも多かったです。本当に大変でした・・・。
予定や計画からズレが生じたときに如何に軌道修正するかが大事なのは当然ですが、
まずは何が課題なのかを考え続けることが1番大事だとつくづく思います。
今回、オープンから3年目の北外灘来福士店はアパレルと自転車の構成比を見直し、よりBikeshopとしての機能を強化しました。
レストランもフルスペックの内容を見直し、自転車乗りやヘルシー志向の方が利用しやすい内容に。
こうした修正を重ねることで自分たちの提案がより明確になるし、私たち自身も再認識する機会になる。
そして、来店してくださるお客様にも新鮮な発見をして頂けることに繋がるんだよなって。
大切な仕事ですね。
2021年7月オープン。50階建ての2棟のオフィスビルの低層階にショップ、レストラン、シネコン、アート施設などが入っている。屋上にはスポーツ施設や庭園も。
NYの星付きレストランで修行したシェフがいる本格的なレストラン空間。
これまではアパレルがメインだった展開から・・・
自転車をメインにした構成に変更。
ここまで北京・上海の店舗を8店舗ご紹介してきました。
いよいよ次回、中国出張レポート最終回。RE最大にして最強の店舗をご紹介します。
お楽しみに!!