RE TOKYO

HELLO!!

2023.10.18

初めましてアールイーです。


RE / 而意(アールイーと読みます)の立ち上げ準備を始めたのが2016年、最初の実験店舗として中国・北京の建外SOHOエリアに事務所を改装した店舗を立ち上げたのが2017年でした。



建築家として北京で活躍していた菅根史郎と「何かを始めよう」と話し始めた2015年当時は現在のような自転車生活の提案を行うリアル店舗というしっかりとした核は無く、「皆が集まれるサードプレイス的な場所」と言ったフワッとしたイメージを持って歩み出しました。



当時を思い返すと、それぞれの領域(彼は建築家として、僕はファッションビジネス分野)でそれまでのやり方では限界と言うか出来ない事の壁を感じていて、それゆえに新しい試みとしてのREはそれぞれが意見を持ち寄って手持ちの常識に囚われないという方向性を決めた気がします。


彼は建築家として「都市環境を良くする事」、僕は「消費の為の消費を焚き付けるのではなく本当に必要で質の良いものの提案をする事」が核となりREのスタイルが決まり、その中で共通の趣味である「自転車」に自然とフォーカスが当たることとなりました。



菅根も僕も自転車が有ったことで人生が豊になった実感があります。豊になったというより「救われた」というのが感覚としては近いかもしれません。自身の健康を取り戻し、かけがえのない仲間を得た事、都市環境や世代を超えたビジョンを得るような近視眼的な思考から離れられた事などなど。そして何より自転車に乗る事は純粋に楽しい。(大人になってこの感覚を得るのは中々格別な体験だと思います)


この様な経緯でREは「自転車生活」を提案するブランドを目指しています。目指しているというのはまだまだ未完成だから。都市環境の目線、ファッションの目線、飲食の目線、カルチャーの目線、自分達の生活を考えると様々な入口が有りますが、その入口の先に自転車が有る事。そんな風に自転車までしっかり辿り着いてもらう事が大事ですよね。


気づきのきっかけなのか?深入りの入口なのか?REが触媒となり自転車の魅力に気付いて貰えたならこんなに嬉しい事はありません。これからも一人でも多くの方の人生に自転車がパートナーとして寄り添うような提案たくさんしたいと考えていますので、是非ご期待を頂ければと思います。


写真は2017年、建外SOHOエリアにオープンした当時のものです。


RE co-founder

鈴木薫