McGREGORやCATALINAなどスポーティーなアメトラブランドが60年代に展開していたキャップショルダーブルゾンをアップデートして提案します。
基本デザインはオーセンティックなキャップショルダーを元にしながら、ディテールは同じく60年代アウトドアの代名詞 SIERRA DESIGN 60/40マウンテンパーカーに倣い取り入れています。
一番の特徴はデザインアイコンと言えるキャップショルダーにマウンパのフードが組み合わされた点。
小雨程度なら傘要らずという本来の機能をそれぞれのディテールで更に補完するデザインとなっています。
シルエットは現代的にオーバー&ショートになっており、少しだけロングバック仕様と なっているので前から見た時はスッキリ見えるデザインとなります。自転車やオートバ イに乗った時に背中が出にくいのもポイントです余裕のあるアームホールによりレイヤ リングの幅もひろく楽しめます。
レザー製の豚鼻(コードストッパー)に合わせてスナップボタンもレザーで補強が入ったビンテージ仕様となります。腕の後ろにはアクションプリーツが設けられ、ここにもクラシカルな金属製の鳩目(ベンチレーション用の通気穴)が備えられています。
着用写真
男性2名とも 身長171cm Beige: size S / Olive: size M
女性 身長164cm Purple size S
〈組成〉
Cotton60% , Nylon40%
〈原産国〉
日本
〈SIZE SPEC〉
(cm)
SIZE | 着丈(前) | 着丈(後ろ) | 身幅 | 裄丈 |
Small | 64.5 | 67 | 60 | 85 |
Medium | 67.5 | 71 | 62 | 88 |
Large | 69.5 | 74 | 64 | 91 |
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90年代に入り、60年代から始まり各ブランドの最前線を高いクラフトマンシップを持って支え続けてきたアウトドアブランドの中に、昨今のアウトドア・プロダクツのコンセプトに対して疑問が生まれてきていました。
素材面でも1950年代までのオイルレザー、シルクやウールと言った天然素材由来の繊維がその主流から外れナイロン、ポリエステルなどの化学繊維が主流となる新素材至上主義のめまぐるしい開発競争が長い期間繰り広げられる状況に加え、オーバースペックな機能性、1シーズンで消費されてしまうデザインなど本質から離れたところでブランドの差別化が過度に進んできた時代であったとも言えます。
そもそもアウトドア・ウエア/ギアと一口に言っても、そこには様々な目的があります。
例えば8000m超のクライミングなのか?ウインタースポーツなのか?タウンウエアなのか?等々。
目的が異なれば、当然スペックも異なる筈であり、多くの一般的なアウトドアファンにとって、最も快適で、愛されるウエアとは何だろうかという模索がMT.RAINIERの創業のきっかけとなりました。
辿り着いたキーワードは「時流に流されぬデザイン」「必要にして十分な実用的機能性」、そして「耐久性」。そこから生まれたコンセプトが「ビンテージ・スピリッツの創生」となりました。
単に古い物を懐かしむのではなく 創世記の精神を引き継ぎ昇華させた物づくりを目指すこと。『Mt.RAINIER DESIGN 』は、単に高機能素材の性能だけに頼らない ユーザーにフレンドリーな素材、材料がまだ未成熟だった頃の工夫された縫製、考え抜かれた素材の組み合わせで素材本来の性能を十分いかしたデザインがブランドの思想の基本となり2008年に誕生しました。
MT.RAINIERのデザイナー會田宏 氏が代表を務めるR&D WORKSのR&DとはResearchとDevelopの略。常に研究して新商品を開発する事を信条としています。
一過性のひらめきやギミックではなく、小さなステップでも熟成されたテクニックや素材を重んじて常に五感に心地よく、長く使い続けたくなる製品を発信し続けます。
製品番号:MT903